スクランブルエッグは偉大/ 夏休み自由研究
今週のお題「わたしの自由研究」
今回は私が小学校の時の自由研究で、一番先生に褒められたものを紹介したいと思う。
それはずばり「毎日の献立栄養日記」である。
キーワードとしては、家庭科・料理・三食食品群 あたりだろうか。
具体的には夏休みの1ヶ月、毎日朝昼晩ご飯に
・何を食べたのか
・食べたものの三食食品群のグラフ作成
・考察や反省
これを行った。
ところで皆様は三食食品群を覚えているだろうか。
これは小学校の家庭科で習った方が多いと思うが、忘れてしまった方のために簡単におさらいする。
三食食品群とは
私たちが普段食べている食品を赤・黄・緑の3つの色に分類したものである。
「赤」は肉・魚・卵・牛乳などのタンパク質
「黄」は米やパンなどの炭水化物
「緑」は野菜などのビタミン
を多く含む食材である。
ちなみにこちらのサイトによると、
毎食、各色の中から2種類以上を食べましょう
と書いてある。
これをバランスよく食べようと思った時、黄色と緑色は意外と簡単に2種類以上をクリア出来る。
例えば黄色だと、白いご飯と油でクリアだし、
緑色だと、サラダや付け合わせの野菜で2種類と言わず、たくさんの種類を食べられる。
意外と難しかったのが、「赤」の栄養素である。
夜はメインで肉や魚が出てくるのでいいのだが、「朝」と「昼」に筆者の家ではこれらを食べることが少なかったので、困ってしまった。
例えば夏の昼ごはんだと、そうめんだけで済ませてしまうご家庭も多いのではないだろうか。
筆者の家ではそうめんと麦茶の組み合わせが頻出であり、そんな日の昼ごはんの三食食品群のグラフは、黄色一色となってしまう。
これではまずい。。
そんな筆者を救ったのが、
「スクランブルエッグ」である。
なぜスクランブルエッグなのか、それは
・小学生でも簡単に作れる
・赤の栄養素「卵」をメインに使っている
・トマトやハムやバターなどで他の色も補える
からである。
何とお手軽!何と便利!
例えばふんだんにトマトとネギとハムを入れたスクランブルエッグをバターで作り、それをそうめんに足すだけで全ての色が2種類揃う。
「赤」 卵とハム
「黄」 そうめんとバター
「緑」 トマトとねぎ
素晴らしい。
この自由研究をやったのは筆者が小学生5年生の夏だった。
この夏は毎日気が狂ったように昼になると台所を借りてスクランブルエッグを作っていた記憶がある。
スクランブルエッグでなくても、卵焼きやオムレツでもいいと思う。
もし筆者がもう一度この夏を過ごすとしたら、今度は毎日オムレツを作りながら練習して、
オシャレなお店のようなふわトロオムレツが作れるようになりたい。
継続は力なり。
この継続は、バランスの良い栄養によって子供の体の成長を助けるし、文字通り「力」になるものである。
例えば自由研究でなくても、家庭科で献立を調べる課題があった時に、プラスもう1品、スクランブルエッグを作ることによって、バランスの良い食事を演出してみるのはいかがだろうか。