ゆめみ♡

夢見がちな理系大学院生 日常の発見や体験をお届け 多趣味な筆者です

名作!隠れた海外の良質長編ファンタジー本

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皆様、海外の長編ファンタジー本というと何を思い浮かべるだろうか。

 

おそらく一番有名な

ハリーポッター

 

それ以外にも映画化された数々の名作

ナルニア国物語

ダレン・シャン

ライラの冒険 黄金の羅針盤

・パーシージャクソンとオリンポスの神々

指輪物語(ロードオブザリング)

アーサー王物語

 

この辺りを思い浮かべる方が多いのではないだろうか。

 

今日はそんなファンタジー本たちに焦点を当てていく。

 

ここで軽く筆者の紹介を。

小学校低学年まで本の嫌いだった筆者は、小学4年生の時にナルニア国物語に出会い、夢中になって読破し、本大好き少女に生まれ変わった。

そして中学生の時に、学校の図書館にある海外の長編ファンタジーを読み漁りまくった結果、見事その中学の図書館で一番本を借りた生徒として名前が張り出されるまでになった。

その結果、高校の時国語の先生から呼ばれたあだ名が「文学少女」。

 

そんな海外の長編ファンタジーの大好きな筆者は、上記のファンタジーを含め、たくさんの本を読んできた。

そんな筆者が選ぶ、映画化されていないが

大人になった今も心に残る、海外の良質長編ファンタジーを紹介していきたいと思う。

 

目次

・サークルオブマジック

デモナータ

・リンの谷のローワン

 

 

サークルオブマジック(全4巻)

 

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この本は騎士見習いの男の子が、城に訪れた魔法使いに導かれ魔法学校に行き、そこで起きる事件や冒険を通じて成長していく過程を描く

「魔法系ファンタジーである。

 

読んで頂くと分かるのだが(ネタバレになるのでここでは言わない)、筆者はこの本をきっかけに、嘘をつかないようにする事が大切であると考えるようになった。

といっても決してイソップ物語のような教訓めいた話ではなく、素直に、この物語のステキな世界に少しでも入りたいと思い、そう実践するようになった。

そういう意味では教育的にも価値のあるシリーズかもしれない。

 

オススメする層としては、

ナルニア国物語ライラの冒険のように、さりげない魔法の世界観が好きな人に刺さるのではないかと思う。

 

サークル・オブ・マジック―魔法の学校 https://www.amazon.co.jp/dp/4092903413/ref=cm_sw_r_cp_api_i_ooNsDbCQGS7EQ

 

デモナータ(全10巻)

 

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この本はダレン・シャンの作者、ダレン・シャン氏の描いた長編ファンタジーであり、ダレン・シャンシリーズと同じ翻訳者と同じテイストの表紙を持つ。

 

テーマとしては「魔界」だろうか。

このシリーズは1巻・2巻・3巻で主人公が異なり、これらの主人公たちがその後の巻で時空を超えて出会い、悪魔と対峙していく感じがこのシリーズの真骨頂であると筆者は考える。

 

表紙の世界観とマッチした、ゾクゾクするような興奮の味わえる、分かりやすく面白い刺激的な作品である。

 

この作品は巻数が増すごとに面白さが増していき、10巻でクライマックスになるように設定されている。

もし1巻目でピンと来なかったとしても、ぜひこの言葉を信じて次の巻、そして次の巻へと手を伸ばしてほしい。

 

オススメする層としては、

ダレン・シャンハリーポッターのように、刺激的な冒険物が好きな方にぜひ読んで頂きたい。

 

デモナータ 1幕 ロード・ロス https://www.amazon.co.jp/dp/4092903219/ref=cm_sw_r_cp_api_i_BANsDbN3ZDR35

 

リンの谷のローワン(全5巻)

 

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これまたマニアックな作品を選んだなと自分でも思う。

ちなみにこれはとても珍しい、

オーストラリアの原作のファンタジーである。

基本ファンタジーはイギリスが一番多く、次にアメリカあたりが来るが、オーストラリアにも味のある文学があるんだなと思ったシリーズである。

 

ちょっと脱線してしまうが、オーストラリア文学にハマった方には、同じくオーストラリアの小説「木曜日に生まれた子供」をオススメしたい。

 

リンの谷のローワンは、いじめられっ子の主人公ローワンが、日常を少し外れた冒険を通じて成長していくお話である。

一昔前のオーストラリア特有の、雄大な自然と、底無しに明るいわけではないほんのりとした薄暗さが魅力であると筆者は考える。

 

ワクワクはするが刺激が強いわけではないので、子供向けのファンタジーの中では玄人向けかと個人的には思う。

本の嫌いな子が好きになるきっかけとしてよりかは、本の好きな子が自分の持つ世界をさらに広げるといった方が期待できると思う。

 

オススメする層としては、

指輪物語アーサー王物語のように、堅実なファンタジーが好きな人に勧めたい。文体は固くないので、意外と好き嫌いは分かれないかも。

 

ローワンと魔法の地図 (リンの谷のローワン 1) https://www.amazon.co.jp/dp/475152111X/ref=cm_sw_r_cp_api_i_TMNsDbV47KQMJ

 

いかがでしょう。

これらの本は、夏休み真っ只中の子供に本を読ませたい小中学生のお子様を持つ保護者の方にはもちろん、ファンタジー本の好きな大人にも勧めたい。

これらの本は比較的昔からある名作なので、おそらくお近くの図書館にも置いてあるだろう。実際筆者も最初はこれらの本と図書館で出会い、その後手元に残しておきたいと思い購入した。

 

これ以外にも素晴らしいファンタジーはたくさんあるので、皆様が皆様の心に残る作品と出会えることを祈っている。